清涼感溢れるユニバーシティブルーが復刻へ!
“AIR FOAMPOSITE PRO(エア フォームポジット プロ)”は1997年に“NIKE(ナイキ)”からリリースされ、ポリウレタン素材を鋳型に流し込むポジットの一体成形アッパーが特徴。デザイナー“ERIC AVAR(エリック・エイバー)”がミーティング中に目にしたサングラスケースから着想を得て、韓国の自動車メーカー“DAEWOO(デーウー)”の協力で完成させた革新的なシルエットは、それまでのバスケットシューズの常識を覆し、当時のシーンに衝撃を与えた。シームレスなフォルムが生む近未来的なデザインは、コート上のパフォーマンスのみならず、ストリートウェアとしても絶大な人気を集め、アスリートとスニーカーフリーク双方を熱狂させた。同年発売された“AIR FOAMPOSITE ONE”が“アンファーニー・ハーダウェイ”着用モデルとして知られる一方、“AIR FOAMPOSITE PRO”にはスウッシュが入っており、そのブランドアイコンがフォームアッパーのテクスチャーを一層際立たせる。滑らかなEVAフォームで流れるように一体成形されたアッパーは継ぎ目のない構造により軽量性とフィット感を確保し、カーボンファイバー製のシャンクプレートが足元の安定感を支える。バスケットの枠を越えてストリートでもアイコニックな一足として、90年代後半のハイテクスニーカーブームを象徴する存在となった。
今回は2003年に発売された“UNIVERSITY BLUE(ユニバーシティ ブルー)”カラーが復刻。硬質のフォームシェルを爽やかなユニバーシティブルーで包み、サイドのスウッシュやアイステイ周りはホワイトでまとめることでスタイリッシュさを演出。中央のシャンクプレートはブラック、アウトソールはホワイトで仕上げ、メリハリのあるシルエットを完成させている。
海外では2026年3月31日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。