ヴィンテージ感を漂わせるクラックドレザーが放つ、独特の存在感がミリタリースニーカーの歴史を再び呼び覚す!
"BW ARMY(BW アーミー)"は通称"ジャーマントレーナー"として知られ、1970年代後半にドイツ連邦軍の訓練用シューズとして誕生。当時は"ADIDAS(アディダス)"と"PUMA(プーマ)"が製造を競い合った末、最終的には"ADIDAS"が採用され、軍内部で屋内トレーニング用として大量生産された。ベルリンの壁崩壊後に余剰在庫が払い下げ品として市場に流出し、ファッションシーンに広がりを見せた背景がある。ベルギー出身のデザイナーである"MARTIN MARGIELA(マルタン・マルジェラ)"が手掛けたコレクションに採用されたことで一躍注目を集め、後に"GERMAN TRAINER REPLICA(ジャーマン トレーナー レプリカ)"としてオリジナルデザインを再構築、"DIOR(ディオール)"や"COMMON PROJECTS(コモン プロジェクツ)"などもこぞって同様のフォルムを取り入れている。
今回の"BW ARMY"は、アッパーにクラックレザーが配され、"Tトゥ"部分にはスウェード、ライニングにはタンカラーのレザーが組み合わせられている。ベースとなるガムラバーソールのミニマルな構成はそのままに、味わい深い加工を加えることで、オールラウンドなスタイリングにも柔軟に溶け込む仕上がりとなっている。
日本国内では2025年4月24日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は19,800円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
■CLOUD WHITE/CLOUD WHITE/GUM(JH7834)
■CORE BLACK/CORE BLACK/GUM()