「日本人を速くする」を掲げて2005年に産声を上げた“ADIZERO(アディゼロ)”シリーズの哲学を継承しつつ、42年の歴史を誇る“BOSTON(ボストン)”ラインを現代のランニングシーンへと最適化した最新モデルの
“ADIZERO BOSTON 13(アディゼロ ボストン 13)”。中核を成すのは前作でも高評価を得たフルレングスのグラスファイバー製5本指ロッド“ENERGYRODS 2.0(エナジーロッド 2.0)”で、カーボンよりしなやかな素材特性が安定感と推進力を両立し、ロングディスタンスでありがちなオーバーペースを抑えつつ終盤までリズムをキープさせる。ミッドソールは独自の低密度高反発フォーム“LIGHTSTRIKE PRO(ライトストライク プロ)”を前作比13.8%増量しながら、全体で15gの軽量化に成功したことでクッション性、反発性、弾力性、軽量性という相反する要素を高次元で調和。アウトソールには“ADIZERO ADIOS PRO 4(アディゼロ アディオス プロ 4)”から受け継いだ新設計“LIGHTTRAXION(ライトトラクション)”を導入し、必要箇所に絞ったラバー配置によってグリップ力を維持しつつさらなる軽量化を実現した。アッパーは通気性とサポート性を兼ね備えた進化型メッシュを採用し、シュータンと履き口内部にクッションパッドを追加することで甲まわりのフィット感を向上。“日本発”のマイクロフィットラストがもたらす足型精度と相まって、テンポ走からレース本番まで幅広いシーンで足へのストレスを最小化する。開発陣が掲げたテーマは「究極の高速トレーニングシューズ」。前モデルに寄せられた「もっと柔らかさが欲しい」という声を受け、ミッドソールのフォーム増量とアッパーの快適性向上を最優先に設計をリファイン。結果、スピードランナーが求めるレスポンスと長距離走で欠かせないクッション性の双方をアップデートし、ペース維持を強力にサポートするオールラウンダーへと進化した。世界最軽量レーシングモデル“ADIZERO ADIOS PRO EVO 1(アディゼロ アディオス プロ エヴォ 1)”誕生や数々の世界記録更新で勢いに乗る“ADIZERO”ファミリーにあって、“BOSTON 13”はトレーニングからレースまで一足でこなしたいランナーの頼れる相棒として、シリーズの根幹である「0.01mm単位のこだわり」を体現したモデルに仕上がっている。
日本国内では2025年5月1日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は18,700円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。