若き”コービー”の幻の愛機!悲運のモデルが復刻!
何も成し遂げていない高卒ルーキーの"KOBE BRYANT(コービー・ブライアント)"をサポートしたのは、"ADIDAS(アディダス)"だった。足の輪郭や動きに合わせたソールユニットを生み出す当時の革新的なテクノロジー、"FYW(FEET YOU WEAR)"の広告塔に”コービー”を抜擢すると、”TOP TEN 2000”や"KB 8 (現 CRAZY 8)"といった野心的なモデルを次々と与えていく。しかし、1999年に発売された"KB 8 Ⅲ"は、"コービー"自身にほとんど着用されなかった悲運のモデル。角ばったフラットなソールを好んだ"コービー"と、丸みを帯びた厚めのソールの"FYW"の間には齟齬が生まれ、”アディダス”のクオリティや契約を疑問視、2002年の契約破棄へと繋がったとも言われている。”コービー”とは袂を分ったソールユニットは、2018年、鬼才"KANYE WEST(カニエ・ウェスト)”が手掛けた"YEEZY 500(イージー 500)"に採用。当時のスニーカートレンドを牽引した”ダッドシューズ”で復活を遂げた。そして、発売からおよそ四半世紀が過ぎた2026年、商標上使用できない"KB 8 Ⅲ"が、"CRAZY 3"とリネームして復刻との一報が入った。流れるようなパーツ構成で紡いだアッパーや、肉球を連ねたようなソールユニットなど、"FTW"ならではのデザインを再現。オリジナルカラーと思われる2色が展開予定とされ、コービーモデルのフルコンプを目指す生粋のコービーファンや、コアなコレクターを狂喜させるに違いない。
海外では2026年にアディダス取扱店にて発売予定。価格は$160。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
■WHITE/CORE BLACK-COLLEGIATE PURPLE(JR9681)
■SILVER METALLIC/CORE BLACK-HALO SILVER(JR9683)