二つの革新が交差した2000年代の意欲作!
1984年、"AIR FORCE 1 (エアフォース1)"や"AIR SHIP (エアシップ)"、"AIR PRESSURE (エアプレッシャー)"といった数々の名作を生み出した伝説的デザイナー、"BRUCE KILGORE (ブルース・キルゴア)" が抱いた「機械的なクッショニングをランニングシューズに搭載する」という画期的なアイデアを閃いた。室内トラックの短距離ランナーが、まるでトラック表面から「跳ね返る」ように見える様子から着想を得たその構想は、実に16年もの歳月を経て、2000年に"SHOX(ショックス)"テクノロジーとして登場。高反発な円柱状のコラムがもたらす独特の履き心地と未来的なルックスは、スニーカーシーンに新たな衝撃を与えた。そして2004年、その"SHOX"クッショニングと、"NIKE(ナイキ)"のもう一つの象徴である"VISIBLE AIR (ビジブルエア)"を、それぞれ後足部と前足部に搭載するという大胆な試みでデビューを飾ったのが、"SHOX RIDE 2 (ショックス ライド 2)"。二大クッショニングテクノロジーが融合した、当時の技術力の結晶とも言える意欲作だった。
Y2Kランナーのトレンドに乗り、本格的に復刻モデルが登場している。今回登場するのは、洗練されたライトボーンカラー。アッパーは、通気性に優れたメッシュをベースに、耐久性を高めるレザーオーバーレイを効果的に配置。その全体を、落ち着いたライトボーンのトーンでまとめ上げている。アクセントとして、ヒールの4本のコラムと、スウッシュなどのブランディングには、引き締まったブラックを採用。落ち着いたカラーリングながらも、"SHOX"と"AIR"という二つの異なるテクノロジーが視覚的にも融合したデザインは、唯一無二の存在感を放つ。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$190。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。