黎明期の"NIKE"を支えた天才ランナーをオマージュ!
オレゴン大学陸上部の名コーチにして、"NIKE(ナイキ)"の創始者、"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"の指導を受けた天才ランナー、”STEVE PREFONTAINE(スティーブ・プリフォンテーン)"。そのレースぶりは、スタートから先頭を走り続け、そのまま限界まで全力疾走。反骨精神溢れる走りは、新興メーカー"NIKE"のシューズとともにファンの心を揺さぶり、カリスマ的な人気を集めた。メダルが期待されたモントリオールオリンピックを控えた1975年、不慮の事故により24歳で他界するも、偉大な功績は色褪せることがない。今作は、モントリオール大会のために開発されたスパイク、”PRE MONTREAL(プリ モントリオール)"をトリビュート。縫い目のないしなやかなボックス型のトゥ、人目を奪うコントラストカラーなどは、2012年、"ワッフルソール"を備えたアレンジモデル"PRE MONTREAL RACER(476717-400)"としても復刻を果たしたが、今回は、最高速のレーシングシューズ、"ZOOM X VAPORFLY NEXT% 4(ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4)"としてカムバック。往年のレッドとブルーの2トーンカラーをベースに、オリジナルのスウッシュの形状を再現。弾むようなライド感をもたらす"ZOOM X"ミッドソールには、経年変化のようなエイジド加工を施し、70年代から現在までの歴史を紐解くようだ。かつて”バウワーマン"がシューズに求めた3つの原則、"軽く、快適で、長く履けること"を具現化しながら、黎明期のナイキを支え、"JUST DO IT"の精神を体現した"プリフォンティーン"への揺るがぬリスペクトを捧げている。
海外では2025年8月31日にナイキ取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。