【2025年発売予定】ニューバランス 1906L ローファー ブラック/メタリック ブルー

伝統と革新を絶妙なバランスでミックスし、時には型破りな美意識でスニーカーシーンの未来を切り拓く"NEW BALANCE(ニューバランス)"。その挑戦的なスピリットを象徴するモデルの一つが、思いがけない組み合わせでデビュー以来、入手困難なほどの人気を誇るローファースタイルの"1906L"である。
そのルーツは、2010年にパフォーマンスランニングシューズとして登場し、ブランドの創業年をその名に冠した"1906"に遡る。当時の最高峰とも言えるテクノロジーが搭載され、軽量性と耐久性を兼ね備えたエンジニアードメッシュアッパーに、シューレースと連動する"N LOCK (エヌロック)"やTPU素材のヒールケージなどを装備し、確かな履き心地で人気を集めた。そして2022年、その"1906"のアッパーデザインを受け継ぎながら、ソールユニットに名作"860V2"のツーリングを組み合わせたライフスタイルモデル"1906R"が登場。Y2K）ブームを捉えたテクニカルなシルエットと、コストパフォーマンスの良さで、瞬く間にファッションシーンでの評価を高め、数多くのバリエーションやコラボレーションモデルが展開されてきた。
その流れをさらに加速させ、スニーカーヘッズに衝撃を与えたのが、"JUNYA WATANABE MAN (ジュンヤワタナベマン)"の2024年秋冬コレクションで発表された、ローファーのデザインを取り入れた"1906L"。2000年代のランニングシューズならではの安定性を高めるためのデコラティブなパーツ構成やソールユニットはそのままに、シューレースを大胆にも廃して伝統的なローファースタイルへと刷新。テクニカルな印象を持つメッシュや複雑な補強パーツの構成、TPU製のヒールケージといったY2KランナーのDNAと、ローファーの持つ大人びた印象を見事に融合させ、伝統的なローファーにはない快適性と履き心地の良さという、新たな魅力を纏ったシルエットへと昇華させた。その巧みな組み合わせは、大ヒットを記録し、ニューカラーが登場するたびに完売を繰り返している。
未来的な雰囲気を一層引き立てる、新たなカラーコンビネーションが登場。アッパーは、引き締まったブラックのメッシュをメインに採用。そこに、落ち着いたグレーと、まるでサイバー空間を思わせるメタリックブルーの補強パーツが取り入れられ、フューチャリスティックな印象を強調。ソールユニットも、アッパーのトーンと呼応するようにグレーとブラックの重厚感ある色使いでまとめられ、モダンさを一層強めている。
海外では2025年秋にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は$160。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。