1990年、"AIR MAX (エアマックス)"シリーズ第三弾目として、そして後のハイテクスニーカーブームの礎を築く存在として生を受けた"AIR MAX 90 (エアマックス90)"。そのデザインを手掛けたのは、数々の伝説をスニーカー史に刻んできた天才デザイナー、"TINKER HATFIELD (ティンカー・ハットフィールド)"。従来のランニングシューズとは一線を画す、TPUパーツを多用したハイテク感溢れるシルエット、そしてウェッジ状に切り取られたミッドソールによって強調されたヒールのビジブル"AIR (エア)"は、そのスポーティーな機能美と共に大きな話題を呼んだ。前傾に見せるライン設計がスピード感を演出し、アッパーやヒール周りに隅々まで配置されたTPUパーツが耐久性とデザイン性を高めるという挑戦的なディテール。その大胆なパーツ構成やカラフルな素材使いは、登場から35年という節目を迎えようとする今でも全く色褪せることなく、世代や性別を超えて多くのファンを魅了し続けている。
今回のモデルは、アッパーを濃紺のオブシディアンカラーのバキューム（真空成型）ワンピースパネルで構築し、シームレスで未来的な表情へとアップデート。ベースとなるのはサンダーストームブルーのアッパーで、アイレット部分にはアクセントとなるアイスブルーを採用。ソールユニットは重厚感のあるブラックで統一され、アッパーのダークトーンとの間に力強いコントラストを生み出し、全体の印象を引き締めている。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$145。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
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