2000年代のテクニカルなランニングシューズがストリートファッションのメインストリームへと再び躍り出る中、その潮流を常にリードし続ける"NEW BALANCE(ニューバランス)"。2010年にブランドの創設年を冠して登場したパフォーマンスランニングシューズ"1906"は、軽量かつ耐久性に優れたエンジニアードメッシュアッパーや、シューレースと連動してサドル部をサポートする"N LOCK (エヌロック)"、TPU製のヒールケージなど、当時の最先端技術を結集した意欲作だった。そのスタイリッシュなデザインDNAを現代のライフスタイルシーンへと再構築したのが"1906R"。Y2Kランニングシューズ特有のレイヤード感や、"N"ロゴを活かしたホールド性はそのままに、"860V2"のツーリングを組み合わせることで、クッション性と反発性を大幅にアップ。衝撃吸収素材"ABZORB (アブゾーブ)"と、優れたエナジーリターンをもたらす"N-ERGY (エナジー)"クッショニングのコンビネーションが、快適な履き心地を提供する。そのテクニカルなシルエットは現代のファッションにも自然に溶け込み、近年のY2Kトレンドにもフィットする汎用性の高い一足として絶大な支持を集めている。
まるでサイバー空間のようなテクニカルな印象を一層強める、新たなカラーウェイが登場。アッパーは、深みのあるブラックのオープンメッシュ素材。その上を、鈍い光を放つダークシルバーメタリックのシンセティックケージが覆い、複雑なレイヤード構造を際立たせる。鮮烈なアクセントとして、ライニングやアウトソールの一部にメタリックグリーンを採用。まるでデジタル世界や基盤の上を走る光のような、妖しくも美しい輝きが、全体のデザインにサイバーな雰囲気を醸し出す。ミッドソールのボリューム感と、ブラックで統一された"ABZORB (アブゾーブ)"ポッドが、Y2Kハイテクの美学をさらに加速させる。
海外では2025年にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は$155。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。