情熱的なバーシティレッドが蘇る!
バスケットボールシューズのテクノロジー開発競争が激化した1995年。その熱狂の渦中に、"NIKE(ナイキ)"が投じた革新的な一足が、"AIR MAX UPTEMPO 95(エアマックス アップテンポ 95)"である。当時、バスケットボールシューズとしては史上初となる、フルレングスの"ビジブルAIR"を搭載。その未来的なルックスと卓越したクッショニングは、ポジションレスに活躍する"オールラウンドプレーヤー"のために設計された、まさに新時代の幕開けを告げるモデルだった。
その卓越した性能は、90年代のNBAを代表するスター選手たちの足元を支えた。"SCOTTIE PIPPEN(スコッティ・ピッペン)"や"CHRIS WEBBER(クリス・ウェバー)"といった、驚異的な身体能力を誇るオールラウンダーたちが着用し、数々のハイライトシーンを演出。コート上で圧倒的な存在感を放ったそのシルエットは、やがてストリートへと進出した。その伝説が、今、Y2Kテックとレトロバスケブームの波に乗り、再び現代に蘇る。
今回復刻されるのは、2019年に最期登場した"シカゴ・ブルズ"のチームカラーを纏った、象徴的な"バーシティレッド"。アッパーは、光沢のあるレザーとマットなヌバックを組み合わせた情熱的なレッドで構築されている。その鮮烈な赤を、重厚なブラックのマッドガードとミッドソールが引き締め、力強いコントラストを創出。サイドに大小2つ配置されたホワイトのスウッシュと、アイステイに刻まれた"A I R"のロゴが、このモデルならではのアイデンティティを主張している。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。