初夏に相応しい爽やかなカラーリングで登場!
1974年、アメリカンフットボールのフィールドに広がり始めた、人工芝という新たな戦場。その課題に応えるべく、"NIKE(ナイキ)"の共同創業者、"ビル・バウワーマン"が開発したのが、ブランド初となるターフシューズの一つ、"ASTROGRABBER(アストログラバー)"である。ナイキが陸上競技から、フットボールという新たな分野へ進出する、その足掛かりとなった歴史的な一足だ。
NFLの殿堂入りクォーターバック、ダン・ファウツが着用するなど、当時から注目を集めていたにも関わらず、"ASTROGRABBER"はごく短期間の生産に留まった。その後、約50年にわたり復刻されることなく、コレクターの間で"幻の名作"として語り継がれてきた。その長い沈黙を破ったのが、2023年のファッションブランド"BODE(ボーディ)"とのコラボレーション。即完売を記録したその復活劇を経て、遂にインラインモデルとしての一般発売が実現する。
今回登場するのは、オリジナルが持つ70年代の雰囲気を、現代的なカラーパレットで表現した2色。アッパーには、いずれもスムースなヌバックを贅沢に使用。フレッシュなイエローに、精悍なブラックのスウッシュを合わせた一足と、清涼感あふれるブルーに、鮮やかなイエローのスウッシュを走らせた一足がラインナップ。どちらもシュータンには、オレンジのスウッシュが映える、ヴィンテージ仕様のタグが取り付けられている。
海外では2025年7月25日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は€129。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■ALUMINUM/SOFT YELLOW/SAIL/BLACK(IH2341-400)
■SOFT YELLOW/BLACK/SAIL/SAFETY ORANGE(IH2341-700)