哀愁を感じさせる、絶妙な素材感の逸足!
シカゴ出身のデザイナー "JOE ROBINSON(ジョー・ロビンソン)" が手がけるライフスタイルブランド "JOE FRESHGOODS(ジョー・フレッシュグッズ)"。
自身の少年期に刻まれたノスタルジーや、アフリカ系アメリカ人としてのルーツをインスピレーションに、文化や記憶を鮮やかな色彩で再構築してきた。2020年から続く "NEW BALANCE(ニューバランス)" とのパートナーシップは、常にスニーカーシーンに新鮮な驚きをもたらしてきた。
今回、そのコラボレーションのベースとなるのは、Y2K時代のテクニカルな美学を現代的な視点で再構築したライフスタイルシューズ、"ABZORB 2010(アブゾーブ 2010)"。2000年代のパフォーマンスランナーを思わせるレイヤード構造のアッパーに、"99X" シリーズ由来の楕円形カットアウトを備えた補強パーツを組み合わせたデザイン。
ソールユニットには高い衝撃吸収性を誇る "ABZORB SBS" を搭載し、"ニューバランス" ならではの快適さと安定感を両立している。
"JOE FRESHGOODS" はこのテクニカルな造形に、独自の物語性を吹き込んでいる。淡いピンクのオープンメッシュをベースに、アフリカの民族的テキスタイルを思わせるファブリックを切りっぱなしで重ね合わせ、クラフト感を残した仕上がり。サイドのNロゴは力強いブラックで引き締め、ソールユニットはクリームのミッドソールと琥珀色の "ABZORB" によってヴィンテージライクな雰囲気を漂わせる。素材の質感やほつれ、トーンの重なりが生み出すその表情には、時間の経過とともに育まれたエイジング、そしてデザイナー自身のルーツへの敬意が宿っている。
海外では2025年にjoefreshgoods.comにて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。