ZXシリーズの生みの親を讃える伝説のカラー、再び!
"ADIDAS(アディダス)" の歴史において、革新的なランニングシューズの系譜を築いた "ZX" シリーズ。その誕生と進化には、二人のレジェンドの存在が不可欠であった。一人は、"ZX500" から "ZX 8000" まで全てのデザインを手掛け、機能性とスタイルを高次元で融合させたデザイナー、"JACQUES CHASSAING (ジャック・シャサン)"。もう一人は、そのデザインを現実のプロダクトへと昇華させた匠の職人であり、"アディ・ダスラー" 本人から直接薫陶を受けた "MARKUS THALER (マーカス・ターラー)"。デザインの巨匠と伝説のクラフトマン、この二人のコンビネーションなくして "ZX" シリーズの成功は語れない。
その中でも、1989年に登場した "ZX 8000" は、中足部のねじれを防ぎ安定性を高める画期的な"TORSION (トルション) "システムを初めて搭載したモデルとして、シリーズの中核を成す存在である 。2008年、"ADIDAS" は "aZX" プロジェクトの集大成として、"ジャック・シャサン" と "マーカス・ターラー" 自身が手掛けた、わずか22足限定のハンドメイド仕様 "ZX 8000 ULTIMATE" を発表 。鮮烈なイエローを纏ったその一足は、まさに伝説として語り継がれてきた。
2025年、その幻とも言えるカラーウェイが、現代的な解釈を加えて蘇る。今回のコラボレーションモデルは、2008年の "ZX 8000 ULTIMATE" へのオマージュとして、鮮やかなイエローをキーカラーに採用 。アッパーはプレミアム感のあるイエローレザーで構成され、各パーツのエッジは巻き込んだ丁寧な作りとなっている。サイドのスリーストライプスとつま先にはシルバーのリフレクティブ素材を採用。ソールにはブルーを差し色として加え、2008年モデルを彷彿とさせるカラーブロッキングを再現。シュータンには両氏の肖像画こそ描かれていないものの、トルションバーやシューレースタグにはゴールドパーツがあしらわれるなど 、随所にラグジュアリーなディテールが光る。"マーカス・ターラー" への追悼の意も込められた本作は、二人のレジェンドが築き上げた "ZX" のレガシーへの敬意と、未来へと繋ぐ意志が込められた特別な一足である。
海外では2025年ホリデーシーズンにアディダス オリジナルス取扱店およびコンソーシアム取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。